東北料理・东北菜烤冷面

東北風焼き冷麺(烤冷麺、烤冷面)レシピ本場黒竜江の配合を徹底解説

鉄板で焼いた四角い麺に、目玉焼きと輪切りソーセージ、刻みねぎをのせた東北風焼き冷麺のイラスト
地域
东北(黒竜江・密山)
分量
2人分・2本分
公開

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甘辛い万能ソースが染み込んだもちもちの麺に、とろける卵とパリッとしたソーセージ。中国の学校前やナイトマーケットの定番屋台グルメとして知られる烤冷面は、日本のガチ中華ブームでも屋台形式で見かける機会が増えてきた。名前に「冷麺」とあるが実際は熱々の鉄板料理で、そのギャップこそが名前の面白さでもある。

烤冷面が生まれたのは1990年代初め、黒竜江省・密山市とされている。密山市内でも諸説あるが、最も有力なのは「老蓋」と呼ばれる中年男性が地元の中学校の裏門付近で売り始めたという説だ。もともと冷麺工場の近くで商売をしていた老蓋が、余った冷麺を焼いて自分で食べていたところ、それを見た生徒たちが興味を持ち、彼が焼いた冷麺を振る舞ったのがきっかけで、翌日には複数の生徒が買いに来るようになったという。当初は炭火焼きや油で揚げる調理法も試されたが、次第に鉄板焼きが主流となり、今の形に定着した。1990年代生まれという比較的新しい料理でありながら、瞬く間に東北全域、そして中国全土に広まった屋台グルメの代表格だ。

ここから先は、実際に中国語の複数レシピを比較して割り出した、家庭のフライパンで再現できる本場の配合と手順を公開する。

本場式の配合

材料(2人分・2本分)

  • 烤冷面用の麺シート市販品、なければ生春巻きの皮を2枚重ねで代用2枚(200g)
  • 卵2個
  • ソーセージあれば中華ソーセージ、なければウインナー2本(60g)
  • 玉ねぎ(みじん切り)50g
  • パクチーざく切り10g
  • 白ごま小さじ1
  • 食用油大さじ1(15ml)

万能ソース

香り油

  • 食用油大さじ2(30ml)
  • 長ねぎ5g
  • 生姜5g
  • 花椒ひとつまみ
  • 八角1/2個

作り方

  1. 香り油を作る:小鍋に食用油大さじ2を熱し、長ねぎ・生姜・花椒・八角を弱火で1〜2分炒めて香りを移し、具材を取り除く。

  2. ボウルに甜面醤・ケチャップ・郫県豆瓣醤・生抽・砂糖・オイスターソース・クミンパウダー・粉唐辛子を入れ、1の香り油を加えてよく混ぜ、万能ソースを完成させる。

  3. フライパンに食用油大さじ1を弱火で熱し、麺シートを1枚広げて両面を軽く焼く。

  4. 麺の上に溶き卵1個分を流し、ヘラで薄く均一に広げて麺と卵をなじませるように焼く。

  5. 裏返して卵の面を上にし、万能ソース大さじ1〜2を塗り広げる。

  6. ソーセージ・玉ねぎ・パクチーをのせ、白ごまを振ってヘラで手前からくるくると巻く。

  7. 巻き終わったら食べやすい大きさに切り分けて完成。もう1枚も同様に作る。

本場と日本の違い

  • 本場では専用の「烤冷面用麺シート」を使うが、日本では入手が難しいため、生春巻きの皮を2枚重ねて厚みを出すか、小麦粉と片栗粉を溶いた生地を薄く焼いたクレープ状のもので代用すると、もちもちした食感に近づく。
  • 屋台では甘辛い万能ソースに酢水を垂らしながら焼き上げるのが定番だが、家庭では焦げ付き防止も兼ねて生地に直接酢水を使わず、ソースの酸味とケチャップで代替している。
  • 日本の「屋台系ガチ中華」イベントでも見かけるようになったが、本場ほど辛さの主張が強くない店が多く、本場ではクミンと唐辛子の香りがもっとパンチのある味付けが一般的。

参考ページ(写真)

下厨房の「超级美味的东北烤冷面➕自制万能酱料【酱料是关键】」レシピページに、麺の焼き方からソースの仕上げまでの手順写真が掲載されています。 https://m.xiachufang.com/recipe/104109543/

代用可能な食材

  • 烤冷面用麺シート→生春巻きの皮(2枚重ね)、または小麦粉+片栗粉のクレープ生地
  • 中華ソーセージ→ウインナーやベーコン
  • 甜面醤→味噌小さじ1+砂糖小さじ1/2で代用可(風味は変わる)

保存・アレンジのコツ

  • 万能ソースはまとめて作り置きすると便利。冷蔵で1週間ほど保存可能。
  • チーズやレタスを追加すると、より日本人好みの味わいにアレンジできる。
  • 辛さを強めたい場合は粉唐辛子や豆板醤を増量し、仕上げにラー油を垂らすと本場の屋台の味に近づく。

出典

本文は上記の情報源を参考に、独自に再構成・翻訳したものです。